財団法人無外流「剣心会]
と「新選組」

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活動内容

礼儀・礼節・所作(れいぎ・れいせつ・しょさ)

礼法を學ぶ心

自然の動作の中に、男子は威厳厳正(立ち振る舞いが厳格で正しいこと)であって、従容(気持ちを和らげ、ゆったりと落ち着くこと)閑雅(態度が淑やかで雅やかな事)であることが望ましい、剛健であっても粗暴であるならば品位、風格とも減じてしまう。容姿腕娩(おとなしく素直な事)の中にも凛然(りりしく心引き締まるさま)として侵すことの出来ない品位が必要。人間の動作や行動に、同じ人間であるが故の共通な動きと言うものがあります。場に応じた溝や動きといった多くの人の経験を通じて取り出されたものが武道の「型」になりました。武道の型は祖先が命を懸けて練りに練った技が伝承されたものです。この技の「型」も、心が伴わなければ「虚体」となってしまいます。「型」は鋳型ですが、これに心を注入して「形」として生かしていくことが望ましいのです。
道場礼(背筋を伸ばし・指で三角をつくり、道場と上座に礼をする。)

居合形(いあいかた)

居合とは

機に際しては迅速に抜刀して敵を迎え討つ日本の古武道です。立ち合いが互いに構えたところから始まる剣道とは違い、居合では刀に鞘を納めた状態から勝負を想定しています。居合では敵に当たり、柄を手にかけて、鯉口を切ってからの敵の数と配置に則した一連の立ち廻りの後の納刀迄の動作を形にしています。

座技(ざぎ)座って技を繰り出す技10本

五用(ごよう) 真(しん)・連(れん)・左(さ)・右(う)
         捨(しゃ)
五箇(ごか)  水月(すいげつ)・陰中陽(いんちゅうよう)
         陽中陰(ようちゅういん)・響返し(ひびきかえし)
         破図味(はづみ)

立技(たちわざ)立って技を繰り出す技10本

五応(ごおう) 胸尽し(むなづくし)・円要(えんよう)
         両車(りょうぐるま)・野送り(のおくり)
         玉光(ぎょっこう)

走り懸り(はしりがかり)
         前腰(まえごし)・夢想返し(むそうがえし)
         廻り懸り(まわりがかり)・右の敵(みぎのてき)
         四方(しほう)










剣術・組太刀(けんじゅつ・くみたち)

剣術・組太刀は

剣術とは文字通り「剣の術です」、つまり刀を使用した戦闘技術ということも出来ます。刀を抜いて相手と対面している状態からアクティブティになるので主眼は刀を出したり振り下ろしたりということに対して避けたり、受けたりすることになります。そういった意味では剣道に乗じるものがあります。
組太刀の形:37本

無外流 居合形(大太刀):5本
北斗(ほくと)・太白(たいはく)・稲妻(いなずま)・霞(かすみ)
流星(りゅうせい)

無外流 小太刀形:5本
切留(きりどめ)・突留(つきどめ)・受流(うけながし)
切上(きりあげ)・位詰(くらいづめ)

無外流 剣術形:5本
獅王剣(しおうけん)・飜車刀(ほんしゃとう)
神明剣(しんみょうけん)・水月感応(すいげつかんのう)
玉簾不断(ぎょくれんふだん)

神道流 四通:4本
受流(うけながし)・咽中(いんちゅう)・三受留(みうけどめ)
突出(つきだし)

神道流 八通 8本
相寸(あいすん)・相寸(逆)(あいすんぎゃく)・鷹(たか)
左輪(さりん)・乳拂(ちばらい)・受流(うけながし)
二刀合(にとうあい)・擦込(すりこみ)

無外流 脇差対刀(立技)5本:無外流 脇差対脇差 5本
(以下の形です)
切留(きりどめ)・突留(つきどめ)・受流(うけながし)
切上(きりあげ)・位詰(くらいづめ)



試斬(しざん)・試し斬り(ためしぎり)

試し斬りの意義は居合形の検証にあります。居合形を実際に据え置きの巻藁で斬ってみる。「刃筋の確認」や「手の内の確認」などあります。
巻藁も半畳巻き・0.75巻き・一畳巻き・巻藁に青竹を入れた巻藁もあります。
試し斬りの技量レベルとして「昇段審査」の第一審査になります。
下記の技量レベルを合格しませんと「居合形試技」に進めません
初段は一畳を、左右の袈裟斬りです
二段は一畳を、左右の逆袈裟斬りです
三段は一畳を、横一文字で水平に斬る

四段から居合と呼ばれる「抜き打ち」「抜き付け」の業に入ります「居合入門」です
四段は抜き打ちで基本の二「一畳を逆袈裟で抜き打ちで斬れなければ昇段できません」
五段は抜き付けで基本の一「一畳を横一文字、水平に斬れなけらば昇段できません」